寄席主人覚え書

当席三代目席亭、鈴木孝一郎(1880-1961)が昭和32年9月3日から、東京新聞 に「寄席主人覚え書」というタイトルで掲載していた記事のファイルが出てまいりました。なかなか面白い記事ですのでご紹介させて頂きます。


寄席主人覚え書≪1≫  火消しが木戸御免で因縁を

寄席主人覚え書≪2≫  隣の畳屋とケンカし移転

寄席主人覚え書≪3≫  大入りになると休んだ圓朝

寄席主人覚え書≪4≫  落語界中興の祖すててこの圓遊

寄席主人覚え書≪5≫  落語演芸会社七年間で解散

寄席主人覚え書≪6≫  柳橋を会長に芸術協会誕生

寄席主人覚え書≪7≫  非常に気前がよかった伯山

寄席主人覚え書≪8≫  講釈師見て来たようなウソ

寄席主人覚え書≪9≫  高座を抜いてバクチに熱中

寄席主人覚え書≪10≫ ビラに文句つけた高峰筑風

寄席主人覚え書≪11≫ 高座の布団に徳利を置いて

寄席主人覚え書≪12≫ 芸も人も立派三代目小さん

寄席主人覚え書≪13≫ 紙くず屋から五十銭の祝儀

寄席主人覚え書≪14≫ 高座数と木戸銭の今むかし

寄席主人覚え書≪15≫ 芸はうまいが客が呼べない

寄席主人覚え書≪16≫ 書生に大人気 娘義太夫綾之助

寄席主人覚え書≪17≫ 風変りなノセモノいろいろ

寄席主人覚え書≪18≫ はっとせ踊り上京の舞台裏

寄席主人覚え書≪19≫ ビヤホールに転業も考える

寄席主人覚え書≪20≫ 大道芸人上りの江戸家猫八

寄席主人覚え書≪21≫ 客席で光らすダイヤの指輪

寄席主人覚え書≪22≫ お稲荷さんをマネジャーに

寄席主人覚え書≪23≫ 芸人とお客が昔はなごやか